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MDR-Z900のレビュー。 [製品レビュー]

えー、購入してから約1週間ほど経過し、この土日でじっくりと扱えたのでここでレビューなんぞを。

第一印象はその大きさでしたね。
意外と実物を見ると大きい。折りたためるとは言え、やはりちょっと大きい感じです。
とはいえ、室内用途ならばなんら問題はありません。
で、実際に装着してみます。
さすがにイヤーコンシャスデザインを謳っているだけあり、耳そのものがすっぽりとZ900内に収まります。このため長時間装着していてもまったく耳が痛くなりませんでした。メガネをかけても装着してみましたが、かけていない場合と同様で、メガネを使っている人でもまったく気にすることなく装着できます。側圧もちょうど良く、かけ心地は完璧です。
ただ、300グラムの重さなので、首を前後に動かすようにすると、若干ながら重さを感じたり、カールコードなので、コード自体に重さを感じてしまうこともしばしばありました。

次に、実際に音(CDソース)を聞いてみます。
まずは買ってすぐの音ですが、全体的に非常に硬い音で、低音は妙にぼわぼわしてました。
これは買ったのは失敗か…と、不安がよぎりましたが、エージングさせた後は違いましたね(笑)。

ある程度エージングした後の感想ですが、非常に豊かな低音が特徴的です。それでいて、高音部が低音にマスキングされるようなこともなく、高音は高音で非常に綺麗に、且つまろやかに聞こえます。聞こえる音も粒立ちの良い感じで、それぞれの音が団子にならずしっかり聞こえるので、今まで聞こえなかった音が聞こえます。
特にその傾向はアコースティックの楽器で顕著です。
ピアノやギターの音は、豊かな低音に支えられて実在感ある音ですし、まさに演奏者の息遣いまで聞こえる(見える)ほどです。
その反面、シンセサイザーなどのデジタル楽器の音はダメなのかと言うとそうではなく、全体的に透明感が増すような印象ですね。爽快なほどに綺麗にそれぞれの音が聞こえる感じです。
圧縮音源ではまだAtrac3plus(256kbps)しか試していませんが、若干ながら音の広がりに欠け、全体的にちょっと1枚マスキングされているような、やや曇った印象を受けました。

しかし、改めてZ900を全体的に見ると気になる点もいくつか…。
豊かな低音と比較すれば、高音は多少なりとも弱い印象を受けます。高音域を気持ち持ち上げたいと感じる曲もあります。またボーカルなど主に中域の音については、これもやはり少し物足りないかな…?と感じる曲がいくつかありましたが、ミックスの問題なのかも。
つまり、良くも悪くもソースに忠実な音を再現してくれるので、聞く音楽によって聞こえ方は大きく左右されるといった感じです。
でも、手持ちのCDを全て、このヘッドフォンで聞き直してみたいと強く思いましたね。
今まで聞いていた音以外に違う音が聞こえてくるのが、本当に実感できるのでオススメです!

てことで、まずはこんな感じです。
もうしばらくエージングの進み具合など見ながら、聴き込んでいきたいと思います。


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