NW-S706Fハードウェアレビュー [ >Walkmanレビュー]
開梱レポートに続き、今回は本体(NW-S706F)のレビューです。
購入した色はブラックとバイオレットですが、
自分のものであるバイオレットで写真を撮ってます。
まずは表の全体像を。
バイオレットのクリアカラーの周りをメタル感溢れるダイキャストで囲ったデザインは、
今までの香水瓶をイメージしたデザインを引き継いでいるような感じです。
ちなみに、表も裏面も曲線で囲まれているので、水平な所に置くとカタカタ揺れます。
なので、写真を撮るのにちょっぴり苦労しました。
にしてもこのデザインは、なんかいまいちパッとしないような…。
個人的にはNW-E507、NW-A608の香水瓶デザインの方が好きです。
これらのデザインはかなり完成されてたってことなのかな?
ま、とにかく嫌いではないデザインですから、
気を取り直して細部を見ていきます(笑)。
うーん。ダイキャスト部分の滑らかな輝きは非常に高級感があります。
ちなみにこのサイドのボタンはDISPLAY/HOMEボタンです。
長押しでHOME画面を開いて、各種メニューを選択していく形になります。
ノイズキャンセリング機能のON/OFFもここからアクセスしますから、非常に使用頻度の高いボタンです。
そして上を見て行くと、Walkmanロゴの右側に再生・停止/ボリュームボタンがあります。
適度なクリック感があり、再生・停止ボタンがちょっぴり突起しているのもあって、
指で触れただけでも押し間違うことなく的確に押せるデザインに仕上がっています。
更にその右側にはジョグシャトルがあります。
従来あったHOLDポジションがなくなり、曲単位、グループ単位を切り替える2段ジョグになりました。
この辺の操作感は今まで通りです。
シャトルを回した時に感じる適度な抵抗感は、高級感を感じさせるのに一役買っています。
ちなみにイヤホンジャックは5極プラグ対応ジャックですが、通常のイヤホンプラグもちゃんと使えます。
また、ノイズキャンセリング機能は5極プラグを差すと設定がONであれば自動的にONになり、
外すと自動的にOFFになるスグレモノ。。
本体底面にある今回から新搭載のWM-PORTです。
今まではUSB端子でしたが専用端子に。
今後発売されるWalkmanに標準搭載の予定だとか。。
端子自体はスリムでいい感じですが、今までの周辺機器等と互換性がないのがちょっとネック。
とは言え、i Podと違って、そんなに周辺機器はないんですけど…。
そして今回の目玉の一つである、カラー有機ELディスプレイ。
ここで表示しているのは既に本体に入っていたデータ。
E507やA608に比べて解像度がアップしていて、初めて見た時、線の細さにちょっとビックリしました。
カラーになるとなんか妙に嬉しいですね。今までジャケットを登録していなかったのですが、
これを機に登録してWalkmanに転送しようかなと思わせる感じです。
しかし相変わらず、屋外での直射日光下の視認性は悪そうですが、こればっかりは仕方のないところ。
で、本体裏面です。
今までは裏面は塗装なしでシルバー一色でしたが、今回から本体カラーに合わせた塗装が。
真ん中にHOLDスイッチがあり、その下にPLAY MODE/SOUNDボタンがあります。
にしても、色々な情報が印刷されているのがなぁ…と。。
今まではシールで貼られていたので、剥がしてしまえばスッキリしたデザインになったのですが、
今回は剥がしようがなく、ごっちゃりとした印象に。うーん、残念です。
では、最後にイヤホンとケーブルを。
まずはイヤホン部分。
ノイズキャンセリング用のマイクが搭載されているのが分かります。
ケーブルの途中にはこのようにイヤホンの型式、生産国、ノイズキャンセリングロゴが。
型式はMDR-NC022ということで、SONYでノイズキャンセリングイヤホンとして単体で売られている
MDR-NC22と同等品であることが分かります。
そしてプラグ部分。
新開発の5極プラグです。よく開発したなぁと思います。
これのおかげでWalkman本体にノイズキャンセリング機能を搭載できるようになり、
イヤホンケーブルがスッキリすることになったので、恩恵は大きいです。
あとはこのプラグに対応した製品が多く出てくると完璧ですね。
最後はWM-PORT⇔USBケーブル。
Walkman本体とPCを接続するために使用します。
汎用品が使えなくなったことは痛いですが、まあこれくらいなら…。
ということで、簡単に駆け足でレビューしてきましたが、以上がハードウェアレビューです。
後日、しばらく使用してみての機能レビューでもしてみる予定です。。
コメント 0